シカドライブ@支笏湖

こんにちは、アウトドア好きのてらです。
夜中。札幌の夜景スポット旭山記念公園からの幌見峠コースで
夜景をたっぷり堪能。
幌見峠に到着したのはPM11:00頃。
夜景がキラキラ揺れていて。
びゅーてぃふる。
なぜ光が揺れて見えるのか不思議。
美しいですね。これだけで十分お腹いっぱい。
…と、思うじゃないですか。ここからですよ、この日は。
幌見峠出口の急な下り坂をゆっくり降りて左に曲がり、車を走らせていると
バサーーっと何かの影が。なんじゃ。
野生のフクロウ。
これはかなりのレア!!
札幌で見れちゃった。
一同、一気にテンションが上がり、
「芸術の森経由で支笏湖、行っちゃう?鹿に会えるかも?」
と。始まった真夜中ドライブ。シカドライブ。
野生のフクロウに出会えたことで
もっと動物に出会いたい!!!ってなって。
はいーーーさすが北海道。大量の鹿に出会いました。
その数、ひゃくにひきーーーーーっ!!!!!
多っっっ!!!こんないるん!?
鹿の世界に来ちゃったような…。
支笏湖にはたくさん鹿がいると聞き、
一緒に行った人達とどれだけ出会えるか数えることにしたのですが、
102匹。
3時間位のドライブ中にこれだけ出会うことができました。
想像以上。正直、出会えても数匹かなと思ってました。わーお…。
最初の10匹位までは、いたーーーー!!とテンション上。
50匹位になってくると、いたわー。と淡々と数を数えるように。
70匹を超えたところで、確信。
「これ今日100匹いけるのでは」
結果。102匹。
支笏湖は札幌から車で約1時間の場所ですが
街からちょっと離れただけでこれだけ動物がいるって、北海道ならではですね。
山奥に入ったわけでもなく、ただ道なりにドライブしているだけでこの数なので
支笏湖周辺には一体どれだけ鹿がいるのか….。
気になります。
ちなみに、北海道にいる鹿はエゾシカ。本州の鹿よりも大きいとか。
寒さが大きさに関係しているらしいです。
近くにいる鹿を見ようと車を道路脇に寄せて止まってみると
鹿、じーーーーーーっと5秒くらいこちらを見つめてきます。
驚きもせず、逃げもせず。ずーん。
余裕のある表情。
に見えました。
そして逃げることを急に思い出したように
(逃げることを忘れていたのでしょうか)
ポーーン!と高く飛び跳ねて森の中に去って行っちゃいました。
逃げ足はやっっ!!!
全鹿このパターン。
なので写真は撮れず。
涙。
出会えたのは、立派なツノをもった雄や目がくりくりかわいい雌、まだちいさな子どもの鹿も。
ツノが生えるの、不思議すぎませんか?
骨なのか!?ホネ!?
調べてみたら、骨でした。
しかも1年で生え変わるとのこと。
…深いな、鹿。
しかも鹿ってウシ科だということを恥ずかしながら今回初めて知りました…。
驚きです。
それにしても居すぎですよね。シカ102。
この数字、忘れないと思う。102。
北海道では道東や道北に鹿が沢山いるイメージですが、
札幌からでも気軽に行けちゃう支笏湖でこれだけ出会えるということがわかりました。
支笏湖には、きれいな湖もあり、
温泉もあり、キャンプ場もあり、動物もいて
晴れていたら星もばっちり見えます。空気もクリーン。
行った甲斐ありすぎですね。
夜明けまで滞在すれば、朝日が湖に反射した美しい水面がみられるかもしれません。
次は支笏湖のキャンプ場に泊まって朝日をみたいなあー。
ちなみに、写真があればよかったのですが、
夜の湖もロマンチックですよ。
湖のほとりにあるお家やキャンプ場の灯りが水面にうつって
ゆらゆら。ゆらゆら。ゆらゆら。ゆらゆら。
ずっと眺めてられます。心地よい。
月があったら、それはそれは最高かも。
ドライブの帰りはぐるっと羊蹄山のほうへ向かい、中山峠を越えて札幌へ。
中山峠にもいましたよ彼ら。鹿。崖にシカ。
もうこれぐらいみかけると、「あ、いた」レベルの反応。
中山峠は昼間に何度も通っているのですが、いつもは見かけないので、人間が活動していない時間に出てくるのかも。
昼間より夜のほうが彼らと出会うことができるらしいです。
フクロウをきっかけとして始まった
シカドライブ。
動物園どころではありませんでした。
大量の鹿。野生動物。
もののけ姫感。
ちょっとしたドライブや、行く場所に困っている方。
非日常的を味わいたい方。
北海道を感じられる旅をしたい方。
ピッタリじゃないでしょうか、支笏湖。
札幌から気軽に行けるのがとっても魅力的ですね。
ただ、突然道路に鹿が飛び出してくることがあるので
支笏湖ドライブの際は、衝突など事故にはお気をつけて。
ゆっくり走りましょう。
ゆっくり車を走らせて
じっくり鹿を観察を。
おしりが真っ白でとっても可愛いですよ。
きゅーと。
ちなみに支笏湖では、野生のキツネやアライグマも見ることができました。
アライグマって野生でいるんだ…動物園でしか見たことがなかったのでこちらも驚き。
沢山の鹿やアライグマ。
北海道では、彼らが繁殖しすぎて獣害が深刻化しているという現状もあるそうで。
今回のように沢山の野生動物を間近で見れたり
貴重な体験ができる一方で
農家さんにとっては、彼らは悩ましい存在になっていることを
先日、この問題に向き合う余市町の猟師さんにお聞きしました。
農家さんが大切に育てた農作物を収穫前に食べられてしまう。
猟師さんも減っていて解決が難しい問題なんだそうです。
この問題や人と野生動物の関係性について色々とお話を聞いたので
また次回にでも書きたいと思います。今回はここまで。