吹雪情報をシェアー北海道の道路情報総合サイト「北の道ナビ」

道路の吹雪情報を一般の人から募集しているという、北海道の道路情報総合サイト「北の道ナビ」(運営:国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所)。
このサイト上で「北の道サポーター」として、パソコンやスマホから道路の吹雪情報を投稿。投稿した内容が吹雪情報ページにアップされるという仕組みになっています。
(吹雪の投稿情報ページ : www.northern-road.jp/fuyumichi/info)
(吹雪の視界情報ページ : northern-road.jp/navi/touge/fubuki.htm)
冬に車で移動する際には、吹雪いていないか等道路状況が気になるところ。
設置されている道路のカメラ画像や気象データの情報でだいたいの気象情報はわかりますが、細かい部分までは現地まで行かない限り、または現地にいる人に聞かない限りわかりません。
「北の道サポーター」による吹雪情報のように、現地にいる人から情報を仕入れることが出来れば、より詳細にその場所の状況がわかり、事前に運転対策が可能に。
サポーター登録が必要
このサイトで吹雪情報・道路情報を投稿する際には、サポーター登録が必要です。
登録者は市町村、路線(位置情報)、視界、天候、コメント、写真等の情報をサイトの専用フォームから送信。
道路状況(投稿)を検索する場合には登録の必要ありません。
投稿者のメリットが現状少なめ
道路状況を検索する側は、情報を仕入れることができるというメリットがありますが、投稿者側にもメリットが無いと、サポーターが増え継続して投稿するという状況になることはなかなか難しそうと私見では思います。
天気予報サイト「ウェザーニュース」では、「ウェザーリポート」や「ソラミッション」という会員が参加できるコンテンツがあります。
参加するとポイントが貯まり、2000ポイント貯まると、簡易気象観測器「WxBeacon2(ウェザービーコン2)」が貰えるという仕組み。
このように投稿者にメリットがある仕組みになっていると「北の道サポーター」も増えそうな気がします。
吹雪情報をシェア
SNS、特にInstagramの「ストーリー」で“今の気温”とか“雪降ってきた”という投稿を見ることがあります。投稿者の位置情報に基づいた気温と天気が表示されるスタンプもありますね。
「ストーリー」はそういったスタンプも使いながら気軽に簡単に投稿できるということもあり、私自身も時々、景色と一緒に天気情報も投稿します。
投稿に誰かが反応してメッセージやスタンプを送ってくれることも。
誰かが自分の投稿を見てくれていることがわかり、更に投稿が誰かの為になっていると感じることができると、投稿した甲斐があったと思えます。
投稿者にとって、メリットや投稿した甲斐があると継続して吹雪の情報を“シェア”したくなりそうですね。
ソース:「北の道ナビ」 www.northern-road.jp/fuyumichi/fubuki_info.html