「国際スポーツ雪かき選手権」今年も開催へ
2021年1月19日

新型コロナウィルスに対応した新しい形での実施
2021年2月14日(日)に「第8回国際スポーツ雪かき選手権in小樽2021」の開催が決定し、参加者の募集が始まりました。募集締切は2月10日(水)となります。
今年はソーシャルディスタンスや消毒の徹底など新型コロナウィルス感染拡大防止にも考慮した形で実施されます。
地域を助けるユニークな大会
「スポーツ雪かき」とは、高齢化によって深刻化する雪国の除雪問題を解決したいという想いから2013年に始まった地域コミュニティを元気にするソーシャルスポーツです。雪が多く降る地域にとって、除雪は避けては通れない大掛かりな作業となりますが、高齢化や過疎化が進む地域では、除雪を行える人手が年々減少しています。
そんな中、将来を担う若手の中高生がスポーツ雪かきに関わっていくことで、現状の課題を知ってもらい、高齢者の支援や交流を経験することで地域コミュニティを元気にしてもらいたいという願いが込められているといいます。
また雪かき(除雪)と聞くと寒い上に重労働ということもあり、なかなか前向きなイメージとならない点がネックとなりますが、あえてスポーツ競技とすることによって参加者が楽しく競い合いながら地域貢献できる工夫がされています。
今大会では、スタッフの方が撮影した雪かきの様子を基に、一番多くの審査員の印象に残ったチームに「スポ雪ベスト映え賞」として図書カード5,000円分、各部の優勝チームには、図書カード10,000円分(中学・高校の部)、小樽海産物詰め合わせ10,000円分(一般の部)が景品として準備される予定です。
得点の付け方は、(雪かき効率)×10+(消費カロリー)-(減点項目)ととてもユニークな内容となっています。それぞれの項目の詳細算出は別途公式HPをご覧ください。
Source:小樽経済新聞
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