Now Reading
ニセコのスキー場 オープンを後ろ倒しする施設が続々

ニセコのスキー場 オープンを後ろ倒しする施設が続々

新型コロナウィルスの影響大きく響く

ニセコ近隣地域では、今シーズンのスキー場のオープン予定日を遅らせる動きがみられています。

例年11月後半~12月の頭にかけて続々とオープン日が設定されている同地域のスキー場ですが、新型コロナウィルスの感染拡大が世界的に続いている影響で、メインターゲットとなる外国人観光客が来日できず集客が見込めないことが予想されています。これにより今シーズンの来場者数は「例年の3割程度に落ち込む可能性がある」と予想。

ニセコのマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場は1990年代以降、毎年の開業予定日を11月23日前後に設定していましたが、今シーズンについては12月5日(土)へ2週間ほど遅らせる予定とのことです。

外国人観光客からの人気

同地域は20年ほど前にオーストラリア国内で人気が高まったことを皮切りに、アメリカやイギリスなど欧米諸国の観光客が、近年は中国をはじめ香港、台湾、韓国、シンガポールなどアジア圏の観光客が多く訪れ、毎年賑わいをみせていました。

外国人観光客からの人気の秘密は質の良いパウダースノー、通称「JAPOW(ジャパウ)」。JAPOWは、日本(JAPAN)とパウダースノー(Powder snow)が合わさってできた造語で、SNSなどに投稿する際のハッシュタグとしても使われています。

同地域では、今後も外資系ホテルの参入やコンドミニアムの建設などインバウンド需要が高いだけに、今回の未曾有の事態は大きな打撃となりそうです。

Source:北海道新聞

コメントを残す

Leave a Reply

Your email address will not be published.

Enable Notifications OK No thanks