小樽水族館公社が初の日帰りツアーを開催
2020年10月22日

小樽水族館公社が水族館運営企業初の日帰りツアーを開催
おたる水族館を運営する小樽水族館公社は10月17日(土)に「歩いて廻る祝津探訪」と題した日帰りツアーを開催しました。小樽水族館公社は、昨年12月に水族館運営企業で初めて旅行業登録、今回のツアーが初の旅行業参入です。初回の参加は札幌から団体で予約した25人となりました。
新型コロナウイルスの影響で行動が制限され、来館者数は半減する中「コロナ禍でも新しい体験を提供したい」と発案。ツアーは公共交通機関の使用を避けて同館発着、徒歩で観光地を巡ります。同ツアーは11月中旬まで開催され、おたる水族館のホームページより申し込み可能です。
歩いて廻るツアーとは
ツアーは約3時間半のプログラムで同日午前におたる水族館に現地集合し、徒歩で目的地に移動します。
初めは水族館から小樽市鰊御殿に移動。小樽市鰊御殿は明治30年(1897年)に西積丹の古宇郡泊村に建てられたもので、北海道の民家では初めて「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されました。ツアーではスタッフからこのような建物の歴史についての解説も行われ、歴史を知ることができます。昼食には地元の海産物を楽しめる人気の青塚食堂で、海鮮丼を堪能。ツアーの最後はおたる水族館に戻り、館内見学。おたる水族館の見どころはトドやアザラシのトレーナー体験で、職員による館内ガイドも行われます。
ツアー解散後も水族館内を自由に観覧できるため、1日楽しめる企画となっています。
source:北海道新聞
参考リンク:おたる水族館
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