テイクアウト専門店 後志の魅力を発信
2021年6月10日

テイクアウト専門店「CAFE STAND窓」とは
積丹町には一風変わったテイクアウト専門店「CAFE STAND窓」があります。お店は5月1日にオープンし、北海道の食材を使ったこだわりのメニューを提供しています。
同店は「倉島牛乳ソフトクリーム」が有名で、ソフトクリームを使用したサンデーやコーヒー、ソフトドリンクを販売。積丹ブルーサンデーには、積丹町産自然栽培小豆の餡子や小樽のモナカ職人が作る鮭モナカ、積丹・後志産のカーランツを含む果実で作る自家製ソースが使用されています。写真に撮りたくなるような見た目が若者の間で話題です。価格は、倉島牛乳ソフトクリームが350円、積丹ブルーサンデーが620円、その他チキンスパイスカレーが650円です。
「ゲル」から後志の魅力発信
メニューだけでなく、店舗にもこだわりのある同店は、モンゴルの移動式住居「ゲル」でできています。オーナーの武田友華さんが「ランドマークになりそうなインパクトがあり、ストーリー性があることをやりたかった」と、自分自身で5か月をかけて製作しました。コンセプトは「ソフトクリームを通して積丹・後志のわくわくを届ける」です。
武田さんは北海道北見市出身で、市内の高校卒業後、看護師や保健師として札幌市などで勤務。海外志向が強く、バックパッカーとしてアジアや南米を旅した際にゲルとの出合いは、カヌークラフトや犬ぞりツアーなどの事業を行っていた友人がゲルを自主製作していたことがこのお店のきっかけです。2017年、札幌市から積丹町へ地域おこし協力隊として移住し、2018年から3シーズンに渡り、町内でカフェやゲストハウスの運営などに携わり、飲食や経営の経験を積みました。
source:小樽経済新聞
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