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真狩高校がトマトとミニトマトでJGAP認証取得

真狩高校がトマトとミニトマトでJGAP認証取得

真狩高校 生産工程の安全性を認証する「JGAP」を取得

北海道虻田郡真狩村にある真狩高校で有機栽培された野菜が、生産工程の安全性を認証する国内の規格「JGAP」を取得しました。後志管内で「JGAP」の取得は倶知安農業高校に続いて2校目です。

昨年から真狩高校有機農業コースの2年生17人が有機栽培を開始。対象となるトマトとミニトマトが校内に合計240株植えられ、収穫されたトマトは村内のお祭りで販売されました。このお祭りが好評だったことから、今年6月からJGAP取得への挑戦が始まり、10月に審査を受け、11月22日に認証されました。

新型コロナウイルスに伴う休校の影響で準備期間が限られる中で約120項目の基準を4カ月でクリア。今後は認証の取得を生かし、安全・安心のPRや札幌など村外のイベントへの出品を目指すほか、同校の野菜製菓コースと協力しトマトを使ったスイーツ開発に取り組みます。

JGAPとは

JGAP(農産物)とは農産物の食品安全・労働安全・環境保全・人権福祉など持続可能な農場経営への取組みに関し、日本の標準的な農場にとって必要十分な内容を網羅した基準です。JGAPはGAPという基本的な考え方を、特に一般財団法人日本GAP協会が運用しています。

GAPはどこの運営機関に認証を受けたかによって名前が変わり、JGAPの他にJGAPの内容に加えGFSI要求事項を追加したGFSI 承認の国際規格ASIAGAPやドイツに本部を置く非営利組織FoodPLUS社が運営を行なっているGLOBAL G.A.P.などがあります。

またJGAPでも農産物と家畜・畜産物では分けて考えられ、JGAPの認証は青果物、穀物、茶の3つの分類ごとに行われます。

source:北海道新聞

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