「バーチャル小樽旅行」札幌の介護施設に中継
2020年12月3日

介護施設でバーチャル旅行開催
10月21日介護施設パナソニックエイジフリーケアセンター札幌南で、観光地巡りを疑似体験する「バーチャル旅行」を開催。疑似体験はオンライン会議システムZOOMを用いて行われ、介護施設のデイサービス利用者約20人がテレビの前に集まり参加しました。
旅の舞台は北海道観光スポットとして人気の小樽で、ガイドスタッフが画面越しに案内し、施設の高齢者が施設にいながら旅行気分を味わうというものです。約1時間のツアーは雨の小樽運河を出発し、運河の歴史の解説を交えながら土産物店が軒を連ねる堺町通り商店街へ。リアルタイムで旅先と繋がるので、参加者は画面越しに飲食店の店員と交流することもできます。
サービスを始めた夢たびとは
夢たびは、要介護となってしまったご高齢の方々や、身体の不自由な方々が安心して旅行やお出かけに参加できるよう、専門のヘルパーがしっかりとサポートし、旅行やお出かけを通じて感動を提供するという介護付旅行サービスです。旅行業などを展開する株式会社秋吉が運営しています。
「バーチャル旅行」は新型コロナウイルス禍で外出できない高齢者向けに10月に始めたサービスで、夢たびスタッフが観光地へ赴き、Zoomを使用してリアルタイムの映像を、観光ガイドも交えながらお客様へライブ配信しています。今回は介護施設パナソニックエイジフリーケアセンター札幌南がこの「バーチャル旅行」を購入し、行われたものです。
source:北海道新聞
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