後志管内のワイナリー16場の入賞 ドメーヌ・タカヒコは4年連続の「五つ星」
2021年7月3日

新しいワインの名産地
ワイナリーと聞いてイメージする場所といえば、山梨や長野が多く、実際に全国のワイナリー数を見ても全体の約3分の1相当が山梨県に、次いで長野県、僅差で北海道と続いています。
そんな中、日本ワイナリーアワード協議会が主催する「第4回日本ワイナリーアワード2021」の表彰式が2021年6月4日(金)に東京都内にある東京會舘で開催され、後志管内にあるワイナリー16箇所が入賞しました。中でも、最高賞にあたる五つ星ワイナリーに「ドメーヌ・タカヒコ」が選ばれ、4年連続4回目の受賞となりました。
日本ワイナリーアワードとは
同アワードは「大地と人の力が造る、おいしさ」をコンセプトに、設立から5年以上が経過した国内ワイナリーを審査対象としてしています。2021年は258のワイナリーが評価対象。
品質のばらつきや安定感をはじめ、コストパフォーマンス、ワインの個性などが審査基準となっていて、評価ランクは以下の通りです。
- 「5つ星」多くの銘柄・ヴィンテージにおいて傑出した品質のワインを生み出すワイナリー
- 「4つ星」全般的に良質で安定感があり、銘柄やヴィンテージによっては傑出したワインをうみだすワイナリー
- 「3つ星」安定感がありほとんどのワインが良質で安心して購入できるワインをうみだすワイナリー
- 「コニサーズワイナリー」評価に値する個性のあるワインをうみだすワイナリー
※コニサーとは目利き人などという意味で、コニサーズワイナリーは専門家が選んだ興味あるワイナリーという意味を持ちます。
4年連続の受賞となったドメーヌ・タカヒコは、長野県の小布施ワイナリーの次男であった曽我貴彦さんが2010年に設立。大学で醸造学を学んだ後、一度研究者の道へ進むも、ワインの魅力が忘れられず、ワイナリーの農場長として働く傍ら、日本・世界中のワイン産地を巡り、自身の追い求めるワイン造りを目指し余市町にいきついたということです。
Source:北海道新聞
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