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ニッカウヰスキーの工場内にバイオガス発電施設が完成

ニッカウヰスキーの工場内にバイオガス発電施設が完成

sceene編集部

余市蒸溜所にバイオガス発電施設完成

2020年10月、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所内に赤いとんがり帽子のような高さ25メートルほどの塔が完成。塔はウイスキー製造工程で発生する有機物を含む廃液をメタン発酵し、ガスを燃やして発電するバイオガス発電施設の一部です。発電能力は毎時150キロワットで、発生した電力は北海道電力に売電されています。

塔の形が特徴的な理由は、工場に元からある給水塔に形をそろえたためで、通常の見学コースからは見えませんが、道の駅「スペース・アップルよいち」の裏側から間近に望められ、余市の新たな景観になりそうです。

余市蒸溜所の歴史と成り立ち

1934年に作られた余市蒸溜所は世界的に見ても今では珍しい石炭直火蒸溜を行い、日本国内で初めてザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ認定のモルトウイスキー蒸溜所です。

場所は小樽市から車で約30分、ニセコ町から車で約70分の距離に位置する余市町。「日本のウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝がスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろっているとして選びました。モルトウイスキーの原料である大麦や、スモーキーなフレーバーを加えるためのピートが豊富にあるため、適した土地と言えます。

また余市蒸溜所は北海道遺産に選定されているほか、蒸溜所内の建造物9棟が国の「登録有形文化財」に登録され、余市町のウイスキー醸造関連遺産として経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。

source:北海道新聞

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